選び方

炭水化物は取りすぎるとNG?

我が国の随分昔を振り返ると、飼い犬の食べ物と言えば私達人間の残飯を適当に皿に盛り、屋外の犬小屋の前に置いて与えるのが「当たり前」的な時代が確かに存在していました。
米食中心の食文化ですので、食べ残したご飯におかずの残りをぶっかけたワンパターン極まりない食事であり、昭和の漫画のワンシーンに描かれた回数も半端では無かったかと思われます。

その後海外から犬の健康と必要な栄養素摂取に着目したドッグフード輸入され、私達飼い主側の犬の食事に対する、正しい知識や認識は一気に深くなりました。
今日冒頭で述べた残り飯を愛犬に与えているお宅が一体全国に何軒存在するのか、別の意味で興味を抱いてしまいそうな程、犬達にとっては喜ばし食事環境が整っていると言えるのです。

犬を動物学的に見れば、先祖はいわゆる肉食動物であった事は誰もが想像出来る通りで、その後雑食動物としての身体を有し、今日に至っています。
但しルーツはあくまで肉食系であり、炭水化物すなわち穀物系をメインで摂取する体質とは言えない点は、どれだけ進化したからと言っても根底的に変わる事はありません。

今日では犬に過剰な炭水化物系を与えるのは好ましく無い事を、愛犬達は認識しています。
うどん類などを与える飼い主も見られますが、それらが主食となる食事バランスでは、満腹感に対して犬が摂取を必要とする各栄養素の不足を招いてしまいます。
各品種毎に適した配合が為されたドッグフードには豊富な栄養素が詰め込まれており、犬は私達以上に「単にお腹一杯なだけでは、本当に必要とするエネルギーを十分補填出来ない身体」なのです。

勿論炭水化物系を自力消化する能力を有していますので、与えたから即身体に悪影響を及ぼす訳ではありません。
あくまで過剰摂取とならぬよう、飼い主側で注意を払ってあげてください。
犬達は自らが摂取している栄養バランスを自己管理出来ず、本能に任せて食べたいだけ目の前の食物を食べる動物である点を常に認識しておきましょう。


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